2015.07.30
屋根裏の点検が必要な理由③
前回は、屋根裏のチェックポイントについて説明しました。
今回も屋根裏のチェックポイントについてご紹介します。
まず初めに、金物の施工状態の確認を行ってみてください。
金物とは鉄筋だけでなく木材を止めている部分や、
梁と梁の間の金属のことです。
この状態が悪い場合、最悪の場合倒壊の危険性が高くなります。
業者が手抜きを行った場合もあるかもしれません。
他の場合だと、水漏れや湿度が高すぎて悪くなる場合もあります。
この部分の確認もしっかり行ってください。
次に、断熱材の有無と施工状態の確認です。
断熱材とは、家の中の「快適さ」を上げるために、
外の寒さ、暑さを家の中に入れないようにするための住宅建材です。
また、建物の中で暖房や冷房をした熱を外に逃がしにくくする効果が高く、
近年言われる「省エネ」の住宅にするためにはなくてはならない住宅建材でしょう。
これがない場合冬場はとても寒く、
夏場はとても暑い家になってしまいます。
快適な家、からはとても遠ざかってしまいます。