2025.02.10
木部の塗装について

こんにちは、カスタマーサポート課の竹内です。
今回は仕上がりに大きな差が出がちな木部の塗装について書かせていただきます。
内装にも外装にも使われる木の材質ですが、実は大別して二通りの塗料で仕上げる方法があります。
一つ目が、いわゆる”塗りつぶし”や”ペンキ”と呼ばれる塗料を使用する方法。
二つ目が、”浸透性”や”キシラデ”(代表的な商品名)といった塗料を使用する方法です。
一つ目については”塗りつぶし”と読んで字のごとく、木目の濃さなど関係なく上から塗料を被せることになります。
こちらは被膜をすることによる耐久性の向上は期待できますが、せっかくの木の質感が失われることになります。
二つ目については”浸透性”とあるように、木に染み込むような塗料による保護を行います。
こちらであれば、木の質感を維持しながら商品によっては防虫・防腐効果なども付与することができます。
ただ注意点として、劣化状態が深刻でないことや、現在の木の色と同等か薄い色をお選びいただく必要があります。
個人的にも、木の良さというものはやはり木の質感にこそあると思います。
もし塗りつぶしを特別希望されているのでなければ、キシラデコールをはじめとした浸透性の塗料をお選びいただくと間違いがないのではないでしょうか。
様々な塗料に関する知識や経験を生かして、よりよい塗装工事になるよう精一杯ご提案させていただきます!
~こだわりにとことん~
カスタマーサポート課 竹内 佑