2015.09.14
外壁の色を選ぶ時に気を付けてほしいことは②
前回は、外壁塗装を行いたい時は周辺の色を確認してみてから外壁の色を決めましょうと説明しました。
もうひとつ、外壁塗装の色で失敗しないポイントがあります。
面積効果を頭に入れておくことです。
今回は、面積効果と塗装選びについてご紹介します。
特に外壁色は、小さなサンプルではイメージが湧きにくいので注意が必要です。
色彩学的にいうと、面積効果と呼ばれています。
同じ色でも、面積の違いによって、明度や彩度の見え方に変化が生じるものです。
面積が大きくなると、明るい色は、より明るくあざやかな色に感じ、暗い色は、より暗く鈍い色に感じるというものです。
展示場では、色彩計画の意識を持って観てまわりましょう。
もし、お世話になる住宅メーカーが絞れてきたならば、希望する外壁色や瓦の色で、実際に建っている家を紹介してもらうと良いでしょう。
実際の色合いと想像していた色合いが全く違っている場合もありますので、確認に行ってみるのも良い方法です。
実際に見てみて、自分の家にあてはめれないと考えるのであれば、
業者によってはカラーシミュレーションを行っておりますので、
確認してもらうのも方法です。
せっかくの塗装ですので失敗をしない様に注意しながらできるだけのことは行いましょう。