2015.06.07
塗装の手順④
前回まで、塗装の手順で「養生」までの工程をお伝えしました。
今回は、塗装の手順における外壁塗装の「下塗り」「中塗り」「上塗り」について言及します。
まず、下塗りについてです。
これは接着下塗り塗料で、塗膜を強力に密着させます。
下塗りのおもな役目は、その上から塗る塗装をはがさせないように接着させることです。
外壁・鉄部・木部など家の塗り替えには、さまざまな素材が使われています。
素材が変われば下塗りも替える必要があります。
いずれの下塗りも、仕上げの色とは違う色を塗ることになるので下塗りが塗れていることが確認できます。
次は、中塗りについてです。
塗膜に厚みを持たせるために中塗りをします。
ヒビの多い壁はより厚みを持たせて、ひびを防止するドロドロとした塗料で塗り替えます。
また、中塗りでは家の傷みの状況に応じた塗装を施していきます。
そして、最後の仕上げの上塗りです。
塗装に厚み+希望色でキレイに塗っていきます。
このように、外壁は3回塗りの3層仕上げを行います。
業者さんの間では、下塗り・上塗り2回という所もありますが、言い方が違うだけですので気になさらなくて大丈夫です。