2015.06.04
塗装の手順②
前回は、塗装の手順の「足場を組む」「高圧洗浄」についてお伝えしました。
今回は塗装の手順の、「下地処理」について言及していきます。
下地処理では、ヒビを埋めて・腐食した木部の修理をします。
塗装前の下準備としてとても重要な工程です。
サイディングの目地や、モルタルのヒビが再発しないように塗り替える前にしっかりと補修します。
上から塗装すれば、見た目はヒビがわからなくなる場合もありますがそれはただ隠れているだけですので、再発の可能性が高くなります。
ヒビの奥までシーリング材が行き渡るように処置をすることが大切です。
外観に木部が多く使われている家の場合では、見た目で判断できるものから、表面的には大丈夫でも中の下地が腐っているということもありますので、見逃さないよう根本的な修理をしてから塗装をすることが何よりも大切で、長く家に住むためには欠かせないことです。