2015.05.22
外装塗装職人の資格について①
外壁塗装を業者に依頼する際に「我々の会社では資格の保持者が責任を持って施行いたします」などといった内容を伝えられる場合があります。
しかし「資格」といっても、様々な場合があり、社内独自で提供している資格である可能性もあります。
そこで今回は数回にわたって、外壁塗装を扱う職人が保持できる資格についてお伝えします。
初回である今回は、資格の意味と重要性について言及します。
そもそも、資格という概念はなぜ生まれたのでしょうか。
非常に残念なことではありますが、外壁塗装業界では手抜き工事を行う業者も存在します。
お客様が業者選びを正しく行うための、ひとつのサービスとしても資格は有効なのです。
資格とは国や団体などがある一定の技術を認定した、という保証になるのです。
多くの資格は取得するためには、知識量を測る筆記試験に加えて、技術の腕を確認する実技テストを設けています。
資格の種類によっては1級、2級などレベル別に分かれているものもあります。
これらの制度は職人のやる気の向上、モチベーションの持続につながるため、お客様が依頼する際もより質の良い職人に出会える可能性を高めていることにつながっているのです。