2015.05.19
外装調査の必要性とタイミングについて⑤
前回は「クラック」についてお伝えしました。
今回は、調査のタイミングの目安と一つとして「塗料の浮きや剥がれ」についてお伝えします。
外壁を近くで見ると、塗料が浮いてしまっていたり剥がれてしまっている部分を発見する時があります。
これらの現象の多くは、車の排気ガスなど大気中の汚染物質に晒された塗膜の表面が劣化することから起こっています。
また雨や風などの天候にも影響されるため、家を建ててから年数が経つ場合には避けることができません。
対策としては、防水性や耐紫外線などの特徴を持った塗料を使用することがあげられます。
塗装の浮きや剥がれといった現象は、一箇所で始まった場合に時間の経過と共に被害が広がる可能性が高いです。
そのため、気づいた時点で業者に問い合わせることをお勧めします。
塗装の剥がれや浮きが起こっている場合は、外壁の保護力が落ちている状態です。
塗装をする際もきちんと処理をしなければ、でこぼこな仕上がりとなってしまいます。
ですから、塗料の浮きや剥がれを発見した際は訪問調査を依頼する良い時期だと言えます。