2015.05.16
外装調査の必要性とタイミングについて③
前回は「チョーキング」についてお伝えしました。
今回は、調査のタイミングの目安と一つとして「シミやカビ」について言及します。
部屋の天井や壁などに輪じみはありませんか。
家の内部におけるシミやカビの原因の多くは、外部からの水の浸入です。
カビは床下や屋根裏など日常生活では発見することが難しい場所に起こることが多いです。
しかし、シミについては天井の角などにできやすいとされています。
内装の壁紙の色によっては目立ちにくいかもしれませんが、雨の次の日は家の中が湿気ぽく感じる人などは一度近くで見てみましょう。
外部からの水の浸入がある、ということは外装の一部が劣化しているということです。
雨や水の浸入を防ぐことは外壁と大切な役割の一つですので、塗装をする前に補修すべき大事な箇所と言えます。
屋根の劣化による被害かもしれませんので、専門家による調査が必要です。
きちんと浸入箇所を処理しなければ、塗装をもう一度やり直さなければならない可能性もあります。
ですから、シミやカビを発見した際は訪問調査を依頼する良い時期だと言えるでしょう。