2015.05.05
雨漏りについて②
みなさんは家での「雨漏り」を放置してはいないでしょうか?
前回は、雨漏りの「原因」について紹介しました。
今回は、雨漏りを放置すると「危険性」、なぜすぐに修理をしなければならないのかについて紹介致します。
・家の内部を腐食
室内の天井から落ちてくる雨水を見て雨漏りを確認される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この雨水はどこから来たかと言うと、侵入口として考えられるのは主に屋根、外壁、ベランダ、サッシなどです。
そこから必ずどこかを経由して天井に達しています。
つまり、雨水の通り道になっている柱や梁、壁なども濡れているのです。
時間が経過していくにつれて柱や梁や壁の腐食が進行します。
雨漏りに気付いた時には、躯体内はかなりひどい状態になっていることも多いのです。
くれぐれも迅速に対処して下さい。
・シロアリの発生
雑食性で何でも食べてしまうシロアリは恐ろしいですよね。
このシロアリが好むのが「湿気の多いところ」です。
雨漏りによって水分が溜まっているような所はシロアリのまさに好む場所です。
土台や通し柱など、構造的に重要な部分がシロアリの被害を受けると、地震など万一の時の建物の倒壊にもつながりかねないので要注意です。
・家族の健康への被害
雨漏りによって壁の中や天井裏に湿気がこもると、アレルギーや喘息の原因となるカビが発生します。
普段の食事や運動などに気を遣っていらっしゃったとしても、家の中の空気が悪ければ努力が台無しになる可能性もあります。
以上のように、雨漏りを放置する危険はたくさんあります。
発見しましたら、早急な対策をお勧めします。
不安なことがございましたら、ご気軽に美和建装までご相談いただければと思います。