2015.04.28
外壁材の種類と特徴について⑤
今回は引き続き、外壁材の種類のひとつ「タイル」についてご紹介いたします。
タイルは、粘土を主原料に各種の鉱物を混ぜて板状に成形、焼成した素材です。
外壁だけではなく、床や内装にも用いられるため、なじみ深いの素材のひとつではないでしょうか。
焼き方や吸水率の違いにより、「磁器質」「せっ器質」「陶器質」に分けられます。
その中でも、水分を吸収しにくい磁器質やせっ器質は、耐候性、耐久性、耐火性に優れたタイルとなります。
汚れがつきにくく、色落ちや劣化の心配も少ないため、メンテナンスがあまり必要ないことも魅力のひとつです。
コスト面で見ると他の素材に比べて高めとなりますが、親水性能で汚れを付きにくくし、雨水によって汚れを流れ落ちやすくすることで汚れにくさを保つ工夫が施されたタイルがあるなど、費用対効果を考えれば魅力的な外壁材です。
また、このタイル施工の方法には、湿式工法と乾式工法の2つの工法があります。
以前は湿式工法が主流でしたが、近頃は乾式工法が普及しています。
施工が容易で、剥離や落下の心配がないのが特徴です。
既存の壁の上に貼り付けることができたり、軽量化することで躯体への負担を軽減するなどしたリフォーム向けの商品もみられます。
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