2021.06.04
外壁塗装をお考えの方へ!結露が発生する原因とその対策法とは?
外壁塗装をお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、内部結露についてです。
外壁内部になぜ結露が生じるのでしょうか。
また、その結露に対してどのような対策が考えられるのでしょうか。
この記事では、外壁塗装の際に問題となる内部結露が発生する原因と、その対策について解説します。
□内部結露の原因とは?
そもそも内部結露とはどのような現象なのでしょうか。
端的に言うと、室内の暖かい空気が外壁の内側に入り込み、壁の内部、床下、天井裏などで結露が発生することです。
目に見える場所の結露はこまめに拭き取れますが、内部結露は目に見えず知らない間に生じていることが多いため、非常に厄介です。
では外壁の内部に結露が発生するのは、いったいなぜなのでしょうか。
ここから、内部結露発生のメカニズムについてご説明します。
まず空気に含まれる水蒸気の最大量は気温によって変化します。
一般的には、気温が高くなるほどこの最大量が大きくなり、逆に気温が低くなるほど小さくなります。
そのため、暖かい空気が冷えることで抱え込めなくなった水蒸気が水滴になり、結露が発生するのです。
夏場にエアコン冷房を使ったり、冬場にエアコン暖房を使用したりすると、外と内の気温差が大きくなります。
これにより、外と内の間にある壁内部に結露が発生してしまうのです。
これを内部結露と呼びます。
□内部結露への対策とは?
ここまで、内部結露がどのように発生するのか詳しく解説してきました。
では、これに対してどのような対策を講じれば良いのでしょうか。
ここでは、その対策を3つご紹介します。
まず1つ目は、専門家に調査してもらうことです。
外壁内部の状態をチェックする際、表面から見ても分かりません。
そこで、気になる場合はまず専門家に見てもらうのが1番でしょう。
2つ目は、外壁内部の補修を行うことです。
補修を通じて腐食した部分を取り替えましょう。
また、湿気を含む空気を外に逃がす役割のある通気層や、室内から出て行く湿気を抑える防湿シートがない場合は、正しく作り替える必要があります。
3つ目は、塗料選びにこだわることです。
断熱効果を持つ塗料を選択すれば、結露対策になります。
これに加えて除湿を行えば、より効果的に対策できるでしょう。
□まとめ
今回は、外壁塗装の際に問題となる内部結露が発生する原因と、その対策について解説しました。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
ご不明点がございましたら、お気軽に当社までご相談ください。