2021.07.13
塗装ムラのトラブルを回避するには?
外壁塗装をお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、塗装ムラに起因するトラブルです。
塗装ムラが生じれば、どのようなトラブルにつながってしまうのでしょうか。
この記事では、塗装ムラができる原因と塗装ムラによって引き起こされるトラブルへの対策方法について解説します。
□塗装ムラができる原因とは
塗装ムラを放置すると、外壁の耐用年数にネガティブな影響を与えてしまいます。
では、塗装工事において、塗装ムラができるのは一体なぜなのでしょうか。
ここでは、その原因を3つご紹介します。
1つ目は、下塗りに問題があることです。
塗装工事では、原則3回の塗り工程があります。
下塗りが不十分だと、中塗りの塗料が下地に染み込み、色ムラにつながってしまうのです。
2つ目は、中塗り・上塗りの段階で問題があることです。
下塗りの後に行う中塗りでは、防汚性、防カビ性、防水性といった塗料が持つ機能を発揮するために十分な厚みを持たせて塗布します。
しかし、厚みを持たせて塗る難しさから、どうしてもムラが生じてしまいます。
そこで、このムラを補正するために上塗りを行うのです。
中塗りよりも薄く塗り、美しく仕上げることにスポットを当てて実施されます。
この際、上塗りよりも中塗りの色が濃いと、色が透けて色ムラの原因になってしまうのです。
3つ目は、塗料の使い方にミスがあることです。
塗料には使用方法があり、各工程でマニュアル化されています。
このルールを守らない場合、色ムラが発生してしまう確率が高まります。
□色ムラによって引き起こされるトラブルへの対処方法とは
ここでは、色ムラによって引き起こされるトラブルに対してどのように対処すれば良いのかご説明します。
色ムラを発見した場合、まずは塗り直しが必要になるほど深刻なムラかどうかをチェックしましょう。
その上で、ムラが原因となって完成した外壁にどうしても納得できない場合は、次の2つの情報を基に塗り直しへの対応が可能かどうかをチェックしましょう。
・防水・保護機能が働いているかどうかが塗り直すかどうか判断する基準となる
・業者の負担で塗り直す場合の基準は「施主が不快に感じているかどうか」ではない
上記の点をチェックして、適切にトラブルに対処しましょう。
□まとめ
塗装ムラができる原因と塗装ムラによって引き起こされるトラブルへの対策方法をご紹介しました。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
ご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。