2021.12.13
屋根材に興味がある方に向けてトタンとガルバリウムの違いをご紹介します!
「近年はさまざまな種類が販売されている屋根材に興味がある」
このようにお考えの方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、トタンとガルバリウムの違いについて解説します。
気になる方はぜひ参考にしてください。
□トタン屋根について
まずはトタン屋根の特徴について解説します。
トタン屋根は、鋼板を亜鉛メッキで覆ったものです。
鋼板は錆びやすいという特徴があるので、亜鉛メッキを施すことで、防水性を高めています。
薄くて重量が軽く、屋根材として扱いやすい素材です。
ただし、湿気や雨によってコーティングしている亜鉛メッキが剥がれることで、錆びやすいのが難点です。
特に、日本は湿度が高いので、選ぶ際にはこの特徴をしっかりと理解しておかなければなりません。
錆びによる雨漏りのリスクを軽減するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
継ぎ目の部分がズレていないかなどを点検し、時には再塗装を行うことが大切です。
トタン屋根を選ぶメリットとしては、低価格なことが挙げられます。
また、短期間での施工が可能なことも魅力です。
さらに、非常に軽い素材なので建物への負担が少なく耐震性にも優れています。
一方で、トタン屋根を選ぶデメリットとしては、室温が外気の影響を受けやすいというデメリットが挙げられます。
エアコンを使用しても効きが悪いため、室温が適温になりづらく、電気代が高額になる可能性があります。
□ガルバリウム屋根について
続いて、ガルバリウム屋根について解説します。
耐食性、耐熱性、熱反射性、加工性というアルミニウムの特性に加えて、亜鉛の特徴である犠牲防食機能があることで、耐久性に優れているという特徴があります。
ガルバリウム鋼板を選ぶメリットとしては、錆びに強いことが挙げられます。
錆びが発生すると、建物の美観は大きく損なわれます。
ガルバリウム鋼板は、金属でできているにもかかわらず、錆びにくいというメリットがあります。
また、トタン屋根と同じで軽量なので、耐震性が高いという特徴があります。
トタン屋根と異なる点としては、熱反射性に優れているところでしょう。
太陽の熱を反射して、室内の温度を一定に保つ役割を担います。
□まとめ
この記事では、屋根材に関心がある方に向けてトタンとガルバリウムのそれぞれの特徴を紹介しました。
屋根は、家を外部の影響から守るために大切です。
それぞれの特徴をよく理解して選んでくださいね。
また、屋根材についてお困りの際はぜひお気軽にご相談ください。