2021.12.17
階段のきしみでお悩みの方必見!修理方法についてご紹介します!
「階段を昇降していると、床が鳴っているように感じる」
このようにお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そこで、この記事では、階段がきしむ原因とその補修にかかる費用について解説します。
ぜひ参考にしてください。
□階段のきしみの原因とは?
まずは、階段がきしんでいるときの原因について、大きく3つにわけて紹介します。
1つ目が、床材の音です。
床材に使われる木材は使用前に乾燥させられます。
しかし、しっかりと乾燥させていなければ、室内の湿気を吸収して木材が伸縮します。
その結果、木材同士の間に隙間が生じ、床鳴りが発生します。
2つ目が、骨組みの音です。
床下の土台など、家の基礎の部分の骨組みが擦れて音が鳴っているケースもあります。
これも、原因は木材の乾燥不足です。
3つ目が、シロアリによる被害を受けているケースです。
水回りの周辺の床が鳴っている場合は、シロアリに構造部分の木材が侵食されている可能性があります。
シロアリは、湿気が多く暗い場所を好むので、特に床下には注意が必要です。
シロアリを発見したときには、できるだけ早く対処し、被害を拡大させないようにしてくださいね。
以上が、階段のきしみを発見した際に考えられる原因です。
特にシロアリによる被害が起きている場合は深刻なので、早急に対処した方が良いでしょう。
□階段のきしみの補修費用とは
続いて、階段できしみが発生している際に、補修にかかる費用を解説します。
階段のきしみを補修するには、およそ2万円から5万円程度の費用がかかると考えておくと良いでしょう。
補修の内容としては、きしみが発生している場所に、補修剤を注入したり、くさびを打ち込んだりといった方法で解消されるでしょう。
しかし、階段のきしみの原因は、前述した通り隙間以外にも考えられます。
シロアリが発生していた場合は、補修剤を注入するだけでは補修にはなりません。
基礎の部分の老朽化が進んでいる場合には、危険防止のためにも階段を架け替えることをおすすめします。
その際の費用は、50万円から150万円程度でしょう。
新しい階段にする場合は、勾配を変えることも検討しましょう。
□まとめ
この記事では、階段がきしむ場合に考えられる原因と、その補修にかかる費用について解説しました。
床の音の原因には、様々なものがあるということがお分かりいただけたかと思います。
補修も、早期に行えば比較的安い費用で行えるので、異変を感じたら、構造部の侵食が進まないうちに補修を検討することをお勧めします。