2022.04.12
天井の補強工事とは?天井の補強工事が必要なのはどのような場合?
天井の補強工事でお悩みの方は多いと思います。
今回は、天井の補強工事と補強が必要な場合について紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
□天井の補強工事とは
天井の補強とは、天井の下地部分にコンクリートパネルを設置することで、強度を高める工事を指します。
天井の補強は、シーリングやシャンデリアを天井に設置する際に、それらの重さの影響で天井が崩れないようにするため、などの理由で行われます。
重量によっては工事を行う必要性の有無が分かれますが、基本的にはこれらの照明機材を設置する際に天井を補強します。
下地に使用される素材は、木製か鋼鉄製のものが大半を占めています。
しかし、天井の補強ができない場合もあります。
天井に勾配や突起物がある場合は、天井の補強ができないケースが多いです。
また、耐震性を高める天井補強工事も存在します。
天井の建築の多くは釣り天井と言われる仕組みを採用しています。
釣り天井が原因で地震の際に天井がブランコのように揺れてしまい、シャンデリアなどが壁に激突してしまう危険性があります。
そのため、釣り天井の補強としては、補強材を使用して揺れを抑える、部品の強度を高める、壁との間に隙間を設けるなどの処置がとられます。
天井の補強工事を行うことで、もしもの地震に対する備えができます。
家の安全性を確保することで、家族の命が助かるのであれば地震に対する補強工事を検討するのも良いでしょう。
□天井の補強が必要な場合とは
10㎏以上の重量のある照明器具を天井に設置する場合には、天井の補強工事が必要になります。
多くの家は、10㎏程度のものであれば設置できます。
例えば、シーリングライトの重さは約3㎏程度なので天井に設置する際は、それほど気にしなくても良いでしょう。
しかし、シーリングファンやシャンデリアは10㎏以上の物が多いので、天井の補強をした方が良いでしょう。
また、20㎏程度の照明器具も存在します。
その際は、ボルトで固定して、そのボルトに繋げて吊るします。
現在では、照明器具はインターネットでも販売されています。
そのため、10㎏以上の照明器具を自分で設置してしまうケースもあります。
しかし、10㎏を超える照明器具を購入した場合は業者に設置依頼をすると良いでしょう。
落下の危険性があるためです。
□まとめ
今回は、天井の補強工事と補強が必要な場合について紹介しました。
この記事が少しでも役に立つと幸いです。
また、天井の補強工事でお困りの方はぜひお問い合わせください。