2015.12.28
瓦屋根のセルフチェックポイント
現在、家屋の屋根材としては様々な種類の素材が提供されています。
なかでも瓦屋根は、古くから日本家屋の屋根材の代表ともいえる素材です。
ところが近年の住宅建設の傾向で、耐震性が重要視されるようになって、重量のある瓦は選ばれることが少なくなってきました。
それでも瓦屋根は耐用年数に関しては、どの屋根材よりも年数が長く、優位にあるといえます。
しかし瓦屋根の耐用年数がどんなに長いといっても、徐々に劣化していく事は避けられません。
そこで定期的なセルフチェックを行って、瓦屋根を常に良い状態に保つことが大切になります。
瓦屋根のチェックというのは、瓦の割れは無いか、棟瓦のズレは無いか、漆喰のハガレは無いかということを目で見て点検していくことです。
高い屋根に上っての点検には危険が伴いますから、無理だと感じる場合は専門家に依頼するというのが良い選択だといえます。
そして家屋内では雨漏りが発生していないか各部屋をチェックすることも重要です。
雨漏りが発生する前にセルフチェックによって瓦の不具合を見つけることができれば、家屋を守ることができます。