2020.10.02
10月におもうこと
もしかしたら松下幸之助翁もここからヒントを得たのかもしれない。
松下幸之助さんが好きで『道をひらく』は幾度となく読んだ。
京都の松下資料館へも何度か訪問した。
講演や研修にも参加した。
好きになったきっかけは、稲盛和夫さんの本と小宮一慶さんのセミナー。
若き稲盛和夫さんは幸之助翁の講演に参加した時、
『願わな叶いまへんなぁ』
という言葉に電撃が走ったといいます。
小宮さんは睡眠前にもう何年も『道をひらく』を読み返し、すでに200回以上読み返されているとおっしゃってました。
こうしたことが心に残り、幸之助さんの経営に、生き方に憧れと共感を持ち続けています。
2年ほど前に、ある方から鈴鹿にある椿大神社を紹介していただきました。
『由緒正しく、非常にパワーの強い神社だから行ってきなさい』
と言われ、まあ1回行ってみよう程度の気持ちで行ったのだが、結局毎月通っている。
毎月の禊修法会にも参加させてもらっています。
理由は幸之助翁ゆかりの神社であることが分かったから。
幸之助翁は生前椿大神社を懇意にされ多額の寄付と茶室を境内に建てられました。
そして椿大神社の神様は猿田彦命。
導きの神様です。
そういったところにご縁を感じ崇敬させてもらっています。
その椿大神社のご祈祷の時に奏上される『五種の神歌』という歌があります。
その中に
『祈らむことの叶はぬはなし』
とあります。
何回も聞いた中でハッとしました。
きっと幸之助翁も聞いたであろうこの歌。
ここから気づきとなったのか、共感しその考えをより深めたのかは知る由もありません。
『願わな叶いまへんなぁ』
10数年前に読んだ稲盛さんの言葉が、幸之助翁の言葉で聞こえてきたような気がしました。
何事もまず願いや祈りがなければ叶うことはない。
ナポレオン・ヒルの有名な本に『思考は現実化する』があります。
どうせできないと考えれば、やっぱりできない。
無理だと思えば、やっぱり無理になる。
やっても無駄と考えれば、そもそもやらない。
何とかなるだろうと考えれば、何とかなる。
きっとうまくいくと考えれば、きっとうまくいく。
絶対叶えると考えれば、絶対叶う。
法則。
これは法則。
物事を成就させるための法則。
であればきちんと身につけたい。
そして何人もの人間が同じ願いをもったら、そのエネルギーはいかほどのものとなるんだろう?
1回きりの人生。
願いを叶え、想像を超える体験をしたいとおもうのでした。
~~~夢中は努力にまさる~~~
出澤