2021.07.01
7月におもうこと
気が付けば今年も半分が過ぎました。
今年も、昨年から引き続き新型コロナウィルスの影響を強く受ける情勢となっています。
まん延防止が発令されたり、緊急事態宣言が出たり、日本が右往左往しているように見えます。
また、なんの根拠か誰が言い出したかわからないような情報が錯乱し、それに振り回されてる感も否めません。
『事実は一つ、解釈は無限。』
沢山の解釈が錯乱し、事実がぼんやりしてしまっているように思います。
事実を見ずに、ある特定の人々の解釈のみで議論と決定が行われているように感じています。
そんな中での、
特定の業種への規制や支援。
特定の年代への優先。
特定の年代への誹謗中傷。
一方的な規制に従えない人々への誹謗中傷。
対応策の曖昧さや矛盾。
痛みを供わない政治家や公務員への不満。
そしてあってはならない感染者への差別攻撃。
想像以上に新型コロナの影響が長引いている今、本当に必要なものは行動規制や金銭的支援ではなく、心の支援ではないでしょうか?
チェルノブイリを思い出します。
チェルノブイリでの原発事故での放射線による健康被害が大きく扱われますが、最も深刻な被害はメンタルの被害と言われています。
私も数年前にこの話を知り、そのデータを見たときはびっくりしました。
原発事故の被害は放射線被害だけとの固定観念が強く、まったく精神的ストレスやPTSDなどのことは頭になかったからです。
現在の新型コロナの状況も同じように見えます。
発生から1年半くらいたち、初の緊急事態宣言からも1年以上が過ぎ、今なお事実が見えず理解や納得度の低い生活環境にあります。
感染による健康被害はもちろんですが、メンタル被害に注目してみると、かなりのストレスをみんな感じてるように見えます。
ここらへんで心の支援を大きく考える時なのではないでしょうか?
自分自身はもちろんのこと、家族のこと、友達のこと、会社のメンバーのこと。
朗らかに穏やかに毎日の生活を送るために今の状況で何ができるか?
そんなことを考える7月です。
~~~夢中は努力にまさる~~~
出澤: