2021.08.02
8月におもうこと
雲の近さと蝉の声に夏の盛りを感じます。
四季ってすごいなぁと思うのは毎年毎年変わらず春夏秋冬が順序よくまわってくること。
今年は夏冬秋春、来年は秋夏冬春なんていう風に変化するのでなく、どの年も春夏秋冬。
若かりしとき、オーストラリアを旅行しているときに360度地平線という場所で野宿をしました。
見渡す限り、やや丸みを帯びた地平線が見えるだけです。
そんな場所でボーッとしていると、次第に地球に乗っているような、地球の自転を感じ、その圧倒的なパワーには恐怖さえ感じました。
ただただ変わらず回っている地球があってこその春夏秋冬。
また、夜になると驚くほどの星の数と、夜の空に色を初めて見て宇宙を感じました。
たくさんの星や、その時は見えなかったけど月や太陽。
その他の星や惑星の影響があっての春夏秋冬であるのだから、こんな奇跡的でこんなありがたいことはないなぁと思います。
ずっと冬だったら人は何を考えるんでしょう?
ずっと夏だったら?
寒い地域と暑い地域ではやっぱり人の性格や考え方の傾向に違いがあると思います。
であるのであれば、『まわりの環境で思考は変わる』と言えると思います。
仕事でも趣味でもがむしゃらに行動することは、その上達や成長において大切なことだと思います。
しかし、その行動と同じくらい考えることも大切だと思います。
正しい環境の中で、たくさん考え、たくさん行動する。
結局どの道でも成功や夢を成すためにはこれしかないのではないでしょうか。
東京オリンピックでの日本人の活躍が毎日ワクワクさせてくれています。
阿部兄弟の金メダル、スケートボードの男女金メダル、水泳の大橋選手の2冠、ソフトボールの17年ぶりの金メダルなどなど。
どの選手も4歳や5歳くらいの頃から競技をはじめ、毎日何時間もの練習を積み重ねてきた結果として手に入れたものです。
そこにはご両親の理解や支援、指導者の存在といったよい環境があり、『どうしたらうまくなれるか?』 『どうしたら強くなれるか?』とたくさん思考を巡らし、そしてライバルよりたくさんの練習をする。
こうした日々の積み重ねの結果のメダルでしょう。
誰一人として才能だけで得たものではないと思います。
良い環境で、たくさん考え、しっかり行動する。
これがしっかりできた時に、人として一歩先に行けるのではないでしょうか。
感動のオリンピックも後半になってきました。
残りの観戦もしっかり楽しみます!!
~~~夢中は努力にまさる~~~
出澤: