2021.10.04
10月におもうこと
もしかしたら誰かが描いてるんじゃ?
そんな風に感じれるほど見とれる空の日ってあります。
秋を感じる空になってきましたね。
先日ある勉強会に参加させていただきました。
『なぜ、うまくいっている会社の経営者はご先祖様を大切にするのか』の著者天明茂さんの動画をもとにみんなで色々と話し合いました。
日本には素晴らしい独自の文化があります。
自然観、宇宙観、和の心。
天照大神、八百万の神、天皇などなど。
震災や大規模のイベントがあるごとに日本人の道徳観や倫理観が話題になりますが、日本人の人間力は世界で57位と思っているより低い状態です。
そんななかで面白いワードがありました。
西洋の考えでは、仕事。労働は天の罰
東洋の考えでは、志事。労働は天の命
面白いですよね、同じ人類でも労働は180度違う考えです。
私の考えになりますが、仕事は成長のために不可欠なツールだと考えています。
その仕事をどう捉えて行うのかでは結果や成果そして成長に大きな違いが出てくるのではないかと思います。
『修身斉家治国平天下』
論語の言葉ですが、まずは自分、そして家族や会社や周りの人々、それが地域になり、やがて国になる。
まずは自分を修めることの重要性を説いている言葉です。
私自身、仕事は楽しいことばかりではありませんでした。
苦しい仕事もあるし、辛い仕事もある。
納得できないときもあるし、理不尽な時もある。
当然、出社するのが嫌で足が会社に向かないときもありました。
今思えるのは、そんな時に歯を食いしばることは実は自身を成長させる第一歩なんです。
自分のああしたいこれやりたくないといったような我、わがままを取り除く訓練となり、自身を成長させてくれるのです。
仕事によって成長させてもらったなぁ、と改めて感謝です。
最近では「働き方改革」が当たり前のように口に出される時代となりました。
敗戦後、西洋思想が中心となって利益優先の経営が行われるようになりましたが、今日本古来の日本式経営が注目されています。
コロナ前の話になりますが、私の大好きな松下幸之助資料館には海外からの経営者が押し寄せていました。
私の周りにも人を大切にする経営に取り組んでいる方がいます。
一回りしてまた日本人らしい環境と考え方を取り戻す時なのかなぁと感じました。
私の考える働き方改革。
明るく、楽しく、やりがいを感じて働く。
仕事が罰って辛い。
そんなことを感じています。
~~~夢中は努力にまさる~~~
出澤: