2021.11.04
11月におもうこと
会社の前のモミジバフウが紅葉真っ盛りです。
雲が高い空と紅葉を眺め、気持ちの良い風が吹くと、なんだか、なんでも許されそうな、許せそうな気がしてしまいます。
いいじゃん、秋。
そういえば1月1日って誰が決めたんだろう?
春の方がスタートっぽいし、新学期も4月だし。
調べてみると「グレゴリオ暦」を現在使っており、1月1日の経緯は、ナンチャラカンチャラ難しいことが書いてありました。
結局1月1日というのは古代ローマからいろんな変更を経て、長い歴史的経緯で決まったもので、天文学上の理由があって「1月1日はこの日にする」と決まったものではないそうです。
もともと日本は太陰太陽暦を使っており、明治5年に今のグレゴリオ暦となったそうです。
今でも中国の旧正月などがありますが、日本もその頃は今より遅く、1月の末ころに年末年始があったらしいです。
詳しくは→https://edokara.tokyo/conts/2015/12/26/385
江戸時代の年末年始と聞いて私が思い出すのは落語の「芝浜」の世界。
江戸時代の年末の除夜の鐘を想像したのは、この「芝浜」を聞いた時が初めてだったでしょう。
以来、年末になると「芝浜」を思い出し、毎年のように聞いています。
立川談志「芝浜」→https://www.youtube.com/watch?v=WqU5SU1nxoU
立川談志さんは大好きな芸人さんでした。
噺家としてプロフェッショナルな姿勢はもちろん、生き方や考え方にも、単純にすごいなぁと尊敬していました。
毒舌で有名ではあるのですが、まれに素晴らしい気遣いのエピソードを持ってもいます。
そういったギャップの面が好きでしたね~~~
今は他界してしまっていますから、生で談志さんの声や噺を聞くことはできませんが、時代は便利になりました。
先ほど添付したYouTubeは談志さん本人も「神が降りてきた」と言っているくらい良い出来だったそうです。
たま~に「神が降りてくる」って表現が正しいのかどうかは分かりませんが、そのような場面に出くわすことってありませんか?
スラスラ文章が書けたり、ハッと閃いたり、答えが見えたり。
京セラ創設者の稲盛和夫さんは「知識の泉」という表現をしています。
考え行動し、考え行動し、考え行動し、トコトンまで来ると「知識の泉」に辿りつく、と仰ってます。
野球のイチロー元選手の言葉も思い出されます。
「キャンプで無駄なことを試すのも無駄じゃない。無駄なことを考えて無駄なことをしないと、伸びません」
あるところまで辿りつくにはある一定の努力や時間が必要ということなんでしょう。
トコトン頑張り、努力し、考え抜いて出た結果を、「神様の力」と言えるようになりたいなぁ、そんな風におもう11月です。
~~~夢中は努力にまさる~~~
出澤: