2022.07.04
7月におもうこと
蝉の声がうだるような暑さに拍車をかけます。
冷たいものが恋しいですね。
先日、所属している環境整備の団体から、最優秀賞をいただきました。
朝の掃除に始まって社内や倉庫、社用車などみんなで何年も取り組んできて、
大変なこともたくさんありましたが、あきらめず取り組んできた成果として感慨深く頂戴しました。
中でも最初にはじめた、トイレ掃除と会社の前の道路掃除には格別な思いが湧いてきました。
約10年、来る日も来る日も道をほうきで掃き、トイレを磨き続けた日々が思い出され、自信と勇気をいただきました。
トイレ掃除を始めたころ教えていただいた言葉。
『トイレ掃除をする意味の一つには心を磨くということがあります。
心は取り出して磨くわけには いかないので、目の前に見えるモノを磨く 。
特に人の嫌がるトイレをキレイにすると 心も美しくなる。
人はいつも見ているモノに心も似てきます』
運がよくなる、お金が貯まるなど人間の欲を満たすようなトイレ掃除効果はたびたび耳にしていました。
が、
心がきれいになると聞いて、その意外さにビックリしました。
見ているものに心も似てくるということに、ドキッとしてしまいました。
人は環境によって変わります。
だから環境整備活動は高い優先順位なのです。
私の強い持論です。
もしかしたら、私の環境整備の原点は
『人はいつも見ているものに心も似てくる』という、この言葉にあったのかもしれません。
そしてこの言葉を聞いて、心がきれいになるまでトイレ掃除を続けてみようと決心したのを思い出します。
先日、受験勉強をなかなかしない娘にチクりと嫌味を言ってしまいました。
まだまだトイレ掃除は続きそうです。
~~~夢中は努力にまさる~~~
出澤: