2022.10.21
10月におもうこと
いつもご愛読ありがとうございます。
爽やかな風が吹く季節となってきました。いかがお過ごしでしょうか?
こんな話があります。
ある有名な教授の先生には3人の息子がいます。
上の2人の息子は文武優秀で、性格も素直です。
しかし3番目の息子はどうにも勉強ができない。
スポーツもできない。
プラス性格もひねくれてる。
よくよく顔を見てると自分に似てない。
『本当に自分の息子か?』
と悶々と過ごされてたそうです。
そんな中で奥さんが病に倒れ、いよいよ最後の時に思い切って尋ねたそうです。
『君は本当に僕に尽くしてくれた、感謝してる。
ただ一つ本当のことを教えて欲しい。3番目の息子は本当に僕の子か?』
奥様は答えました。
『あの子だけがあなたの子よ』
遺伝子学の故村上和雄さんがよく話されていた話です。
遺伝子の世界では親から子に脈々と受け継がれていく遺伝子もありますが、
それ以上にダイナミックにしなやかに働いている遺伝子もあるのだそうです。
学生時代成績がいい子は遺伝的に頭の良い子なんだと思ってました。
長女がいま高校受験を控えて勉強をする姿を見ています。
多感な時で投げ出したくなる気持ち、でも行きたい高校に受かりたい気持ち。
そういった中で必死にもがいてる姿をみて、
頭がいいから勉強ができたのではなく、
毎日勉強に必死に取り組んだから成績がよかったんだなと気づかされました。
私みたいにろくに勉強をしてこなかった人間から彼女のような人が生まれてきたのは、
もしかしたら遺伝子がダイナミックに働いてくれてたのかもしれませんね。
いや、彼女の個性か。
何にせよ、頑張っている姿にやる気をもらっています。
~~~夢中は努力にまさる~~~
出澤