2023.12.09
想 ~美和建装ものがたり~ 第2話
地域の人に
必要とされる喜ばれる仕事をしようとするが、、、、
目指したのは、
地域一番店になるために『地域の人に必要とされる喜ばれる仕事をしよう』ということです。
その頃チラシを打ち出すものの、
お問い合わせをいただくのは月に1件や2件。
仕事がないので時間は余る。
時間が余ればチラシを配りに回る。
多い時は1日中配って1100件ほど配ったなんて日もありました。
それでもお問い合わせが急に増えることなんてことはありません。
当然依頼をいただく件数も少なく、
『地域の人に必要とされる喜ばれる仕事をしよう』をしようにもできない。
忘れられない叱責
そんな折に、
私が加入している生命保険の担当の方から瀬戸のお客様をご紹介していただきました。
場所は遠いので地域密着にはならないけど背に腹は代えられない、
という思いでその話を受けさせていただきました。
そして工事は始まり進んでいきます。
忘れもしません。
真夏の夕方17時ちょっと前にお客様から電話がかかってきました。
『今ちょっと見てて確認したいことがあるから来てくれ』。
本来なら『すぐ行きます』と駆けつけないといけないところ。
しかし、
とっさに頭の中に浮かんでしまったのは遠いなぁってことでした。
『明日だったら10時ころに伺えるんですが、、、』
『何か用でもあるの?』
『いや、そういうわけではないんですが』
この言葉をきっかけに大変なご叱責をいただきました。
呼ばれたら駆けつける
何かあったら駆けつける
その時いただいた言葉で今でも大事にしているのは、
『君にとっては何件も塗り替えてる中の一棟かもしれないけど、自分と家にとっては何十年に一度の大工事なんだ』
です。
ガツンと目が覚める言葉でした。
遠いことを理由にお客様のご要望に応えない、
このことがどんだけお客様を不安にさせるのかを知った日でした。
以来、
美和建装では工事のエリアをすぐ駆け付けれる30分圏内と決めました。
今でも遠くは豊田や名東区の方からお問い合わせをいただきますがお断りしています。
呼ばれたら駆けつける、なにかあったら駆けつけることを大事にしています。