2015.12.04
お坊さんは精神科医
どうも!川出です。
最近社長にインスパイアされ、自己啓発の本を読む習慣をつけております。
一番最初に読んだのが、「人生生涯小僧のこころ」という、お坊さんの本です。
飲まず、食わず、寝ず、横にならずで9日間を過ごす間にお経を1万回唱える、
1000日の間、標高1300m、行程48kmの山道を1日も休まずに往復する、
たとえ病気のためであろうと、1日でも行うことができなければその場で切腹をする、
など、想像を絶する大変な苦行を行うのですが、「こなしたところで何かがある訳ではない」んです。
その修業をしていく中で、自分が何を感じることができるのかを知るためにこの荒行を行うのであり、
生存率50%のような過酷な環境に身を置き、死を身近に感じることで、普段では思いもつかないような考え、
悟りの境地に近づくことができるのだと思います。
昔からお坊さんは民衆の尊敬を集める存在でしたが、私が思うにこれは現代でいう精神科医の役割をお坊さんが
果たしていたからなのではないかと思います。「親しい人の死」の時に人は「もっとああしてあげればよかった」
「こうしてあげればよかった」と後悔し、精神的に弱ってしまいます。
そんな時に、遺族に寄り添い導ける存在がお坊さんであり、正に薬を使わない精神科医と言えるのではないでしょうか。
今の日本にうつ病や精神病が蔓延しているのも、信心が薄れ無宗教の人が増えているからなのかもしれませんね。
心が疲れてしまっている方、落ち込んでしまっている方は、一度お寺を訪れて座禅を組んだりしてみるのもいいかもしれませんよ!
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