2015.11.14
完工エピソード 愛西市I様邸 ~施工編~
I様邸の施工の続きを書いていきます。
ではコーキングから。
コーキングは目地に限らずサッシ廻りも全て既存のコーキングを
撤去していきました。
サッシ廻りのシールの劣化状況的には増し打ちでも
対応は可能でしたが、サッシ枠の形状から増し打ちでは
シールの厚みを確保できないので切り取って打ち替える仕様
にしました。
サッシ枠の形状に合わせてコーキングの施工方法を選定する
ことは重要です。
作業を進めていくとおかしなモノを発見!!
撤去したコーキングを見ると穴が開いていました。
「なんじゃこれ~!!」
撤去をした目地の中を見ると木がボロボロになっていました。
どうやらI様邸にはI様ご家族、猫のダル君以外にも住んでいる
方がいたようです。
「白あり君」でした。
ちょっと待てよ、、。
トヨタホームは鉄骨構造。
なぜ木が目地底に??
ちなみに白ありに食われていた部位は玄関ポーチの柱です。
-ドライバーを突っ込み目地底を探ってみるとコラムがいました。
どうやらコラムの上に木があり、その木が白ありに食べられていたようです。
薬品を注入して白あり君に別れを告げました、、。
想定外の出来事がありましたが仕切り直して再開!
付帯部各所に目荒しをしてから下塗りを塗っていきました。
破風板、土台水切り、玄関ポーチ天端などは塩ビ鋼板だったので
可塑剤の移行を止める専用プライマーを塗っていきました。
軒天は透湿性に優れた塗料を塗り塗り~
壁の下塗りには2液型のエポキシ樹脂プライマーをたっぷり塗っていきました。
通常ならこの後、壁の中塗りに移るのですが、今回のI様邸を施工期間中は
雨、雨、雨と雨に沢山降られて下塗りが塗られた状態で
日にちが経ってしまいました。
プライマーは日にちが経つと接着力が低下をするので再度塗る必要が
あります。 今回は日にちが経ってしまったので再度下塗りを塗っていきました。
↑(このプライマーは乾くと透明になります)
下塗りの再塗装が終わり、遂に上塗り作業です。
アステックペイントのEC-2000F-IRを垂れぬようにたっぷりと
塗りつけていきました。
仕上がりは塗膜の厚みもばっちり!
今回も長くなったのでここからは巻きでいきます!
↑ 雨戸の塗装。 (錆止め&中塗り写真)
職長が上塗りが完了した時点で仕上がりに納得がいかずもう一回塗装(計4回塗り)をしていきました。
職人魂にあっぱれ!!!
他の部位も塗り塗りをして
ベランダの塩ビシートも張り替えて
その上にI様が手配をしてくださったタイルを敷いていきました。
とても上品で高級感が出ています。
↑ 浴室の結露した水が外壁を伝わぬように雨筋ストッパーを取りつけ、エアコンカバーの上部には
雨水が浸入をしないようにコーキングを化粧打ちしました。
↑ 出窓ガラスに施されたコーキングが痛んでいるのを発見!!
シリコンコーキングでやり替えました。
雨に沢山降られ、予定工期より大幅に遅れてしまいましたが
無事完工することができました。
施工編が終わりましたので次回は完結編をお送りします。
ではまた!!
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