2015.11.12
防水工事について①〜役割〜
防水工事とは、建物や建造物を雨、雪、水、紫外線などから守り 長期的に保護する工事のことを指します。 なぜ防水工事が必要となってくるのでしょう。
一般的な鉄筋コンクリート構造物には 初期硬化によりわずかながら クラック(ヒビ割れ)が存在しています。
最初はまったく影響は無いのですが 年月と共にその小さなクラックが大きくなっていき 水漏れなどの原因となってしまうのです。 漏水は建物内部に損害をもたらすだけでなく 耐久性能も著しく低下させてしまいます。
防水材のライフサイクルは10年から15年と言われていますが 防水層の変色や破れ、破裂が見られるようでしたら 早急な、メンテナンスが必要です。
防水工事対象箇所としては 屋上、ルーフバルコニー、ベランダ 外壁、階段、駐車場などが挙げられます。 防水工事についての知識を増やしておいて こまめな防水対策・防水工事をすると 通常スパンの防水工事よりもぐんと安くすることができます。
そのため、防水工事の様々な種類と工法について しっかりと理解しておくことがおすすめです。 次回の記事より、防水工事の種類と工法について ご紹介させていただきます。
防水工事をお考えの方は、今どのような方法を使っているか チェックしておきましょう。