2015.10.28
外壁に個性を出したいときは…③
前回までは外壁塗装で個性を出すために、ツートンカラー・柄のつけ方についてお話ししてきました。
今回は、少し趣向を変えて、サイディングの塗り替えにおける個性の出し方についてお話しさせていただきます。
左官仕上げに比べて施工期間が短く済むうえ、安価なサイディングボードでは、通常の外壁では出すことができない模様を出すことができます。
タイル調のものが最もポピュラーですね。
手軽におしゃれで洋風な家を作ることが可能で、たいへん人気なようです。
外壁塗装とおおよそ同等の期間で塗装を行う必要のあるサイディングですが、せっかく塗装を行ったとしても、模様があるせいか新鮮味を感じにくいですよね。
模様が独特のものであればあるほど色味をいじることも難しく、年数が経てば経つほど新鮮な気持ちを味わえなくなってしまうかもしれません。
そんなときに試してみたいのが、サイディングの凸凹を生かした2色塗りです。
下塗りの後にまず凹部分に塗りたい色を全体的に塗ります。
そしてその塗装がしっかり乾燥した後で凸部分に塗りたい色を塗っていきます。
ローラーの刷毛の芽が出てしまう可能性がありますので、2回塗るようにしましょう。
重ね塗りによって重ね塗りによってより強い耐候性を持つことができるほか、仕上がりもきれいです。
もちろんこういった配色でサイディングのカラーリングを行っているおうちはそうないでしょうから、個性を出すこともできます。