2015.10.26
外壁に個性を出したいときは…②
前回は、外壁塗装による個性の出し方としてツートンカラーによる方法を紹介しました。
今回は、塗装による柄のつけ方についてお話しさせていただきます。
外壁の仕上げ方の方法の一つとして、吹き付け工事というものがあります。
吹き付け工事とは、吹付けタイルやリシン・スタッコなどの仕上げ材をコンプレッサーし、外壁仕上げの下地面に吹き付けて仕上げる工事です。
吹付を用いることで、その仕上げ段階でローラーやコテ、コンプレッサーなどを用いて外壁に柄をつけることが可能になります。
その種類は主に2つあります。
表面に凹凸模様を作るものと、その凹凸の凸部を押さえて仕上げしたものです。
こういった模様は、街中で家をじっくり観察してみれば意外と簡単に見つかります。
うまくイメージがわかない…という方は、画像を見ることももちろんですが、実物を見てみることをお勧めします。
知らずに我が家の外壁の模様はこれだったという方もいらっしゃるかもしれません。
吹付タイルは下地への密着性・耐久性に優れ、施工も簡単で安定感のある仕上がりが可能です。
リシンタイプは汎用的な経済タイプで、着色することも可能となります。
スタッコ素材は立体感のある重厚な壁面を作ることができます。
それぞれの特徴の理解と、作り上げたい外壁のイメージをしっかり構築し、選ぶようにしましょう。