2015.10.08
サイディングとは②〜種類とその特徴〜
今回は、前回説明したサイディングについて
その素材の種類と特徴についてご紹介いたします。
主に使われる素材には窯業系、金属系、木質系がございますので、
この3つについて詳しく見ていきましょう。
(1)窯業系サイディング
今、一般的な住宅で最も取り入れられている外壁材です。
セメントなどを原料とした繊維質の木片や
無機物などを混ぜ、強化してプレスをし、板状にしたものを指します。
硬質で密度が高いために耐震性や防火性などに優れています。
(2)金属系サイディング
表面はスチール板などで施し、裏には断熱材を入れています。
ステンレスのような丈夫さと、アルミのような
腐食しにくい性質を併せ持っており丈夫で低価格です。
軽量で建物に負担がかからないことや、ひび割れや紫外線に
強いことが大きなメリットです。
(3)木質系サイディング
天然木などに塗装を施すもので、日本では木の呼吸を
遮らないように表面を炭化処理したものが多く使われています。
断熱性能などが高く、環境にもやさしい建材です。
その風合いが大きな魅力ですが、メンテナンスの
手間がかかるケースがございます。
いかがでしたか?
サイディングと一口に言ってもその素材はたくさん種類があるのです。 次回はその「メンテナンス方法」についてご紹介いたします。