2015.09.16
外壁の色を選ぶ時に気を付けてほしいことは③
前回は、面積効果についてご説明しました。
今回は、色見本等の使い方についてご紹介します。
色見本とは、色の見本を配列した板状の物体であり、画像システムの色彩再現性をチェックするなど、色の比較・測定に用いられております。
デジタルカメラやスキャナーなどのグラフィック機器を較正したり、特徴を明らかにするのに使われているのです。
色見本は業者によっては持っている場合もあります。
しかし、もし業者さんが色見本を持っていなかったり、他の色も見てみたいのであれば、自分で探してみるのも良いでしょう。
取り扱う塗料次第では様々な色や質感があるので、それを見るのが一番の楽しみともなりますよね。
物によっては凹凸が出てくると言ったものもあるのでわくわくします。
しかし、色見本でも面積効果を知らないとそのまま塗って失敗などもありえますので、気を付けましょう。
対策としては、前回お話しした通りです。
小さなサンプルで選んだ色は、大きな面の外壁になって見たときに数段明るく鮮やかに見えます。
大き目の実物サンプルや、実際に試し塗りしてもらうと色のイメージが掴めるのでおすすめですよ。
色々と試すことで自分で納得する色に出会えます。
時間をかければかけるほどとても愛着がわくので、それを楽しめるようになりたいですね。