2015.09.11
外壁塗装完了までの流れ〜塗装段階その2〜
前回で外壁塗装において、下塗りの重要性をお話ししました。
次の工程は、中塗りと呼ばれる作業です。
中塗り塗料とは、下塗り塗料を塗布した後に塗る仕上げ材の事です。
トップコートという言い方もします。
外壁塗装では、中塗りからが色づけの段階になります。
塗料は、中塗り塗料に複数の顔料を混ぜて、好みの色に調整します。
色褪せたお家を再び綺麗に甦らせるのが、この中塗りの役割となります。
中塗りは、一度中塗りが終わった後にもう一度、重ねて行われます。。
その2回目は、業者によっては上塗りや中塗り2回など言い方は様々ですが、意味は同じです。
重ね塗りをするのは、美観上1回のみだと下地が透けてしまい、色がまだらになる可能性があるからです。
そして最後に上塗りを行います。
上塗りとは、中塗り塗料と同じものを塗り、仕上げとして厚みをつけ、より性能を高めるものをいいます。
下処理を十分に行ったうえで、上塗りを規定内の希釈率で2回塗りすることにより、はじめてその塗料の持つ耐久性が確保できます。
上塗りや中塗りは基本的に同じ色を用いて行います。
以上で外壁塗装は完了となります。
塗装で失敗しない方法はいくつかありますが、
自分の目で確認して、納得のいくまで質問してみてはいかがでしょうか。