2015.07.18
壁を光触媒の塗料にすべきメリット①
最近、光触媒を用いた塗料という物が出てきました。
売り文句が「次世代の塗料」という言葉をよく用いていますが、
一体何なのか?と疑問を持つ方も多いでしょう。
知らない人が多いので使用を薦められても断ってしまうのですが、
とても残念です。
ですので今回は、光触媒を用いた塗料のメリットについて説明します。
今回は光触媒の構造と仕組みからのメリットに絞っております。
光触媒とは、光によって反応を起こす触媒のことで、
触媒によって反応は変化します。
塗料に用いている触媒は、
紫外線が当たると強い活性酸素が発生します。
この活性酸素は有機物(汚れや有害物質など)を分解し、
最終的には無害な水と炭酸ガスに分解されるのです。
このとき酸化チタン自身は変化せず半永久的に効果は続くのです。
もう一つの機能として超親水性があります。
超親水性とは水との間に親和性を示す化学種や置換基の物理的特性を指します。
窓ガラスにコーティングすることにより、
雨が降るたびに汚れを流し落とし、窓拭きが頻繁にする必要はなくなります。