2015.06.19
屋根塗装について④
今回も引き続き、屋根塗装についてお伝えしていきます。
前回は、屋根塗装における縁切りについて紹介しました。
今回からは屋根塗装の手順について説明していきます。
まずは、足場の設置です。
安全に作業ができるように、しっかりとした足場を組みます。
そのまわりには、飛散防止のネットを張ります。
次に、高圧洗浄で屋根の清掃を行います。
屋根に付着したカビやコケ、ホコリなどを高圧で洗い流します。
屋根材の傷み具合などにより圧力を調整して行います。
その後に、屋根の鉄部の錆止めを行います。
この作業を「ケレン」と呼びます。
ケレンが不十分だとキレイに仕上らないだけでなく、後で塗装がベロベロ剥がれたり、またすぐに錆びてしまったりしますので、重要な工程です。
そしていよいよ下塗りです。
下塗りでまず屋根の下地を塗ります。
鉄部の部分には下塗りとして錆止めを塗り、その他の部分にはシーラーを塗ります。
シーラーは素材と上塗り材の密着機能を果たします。
下塗りの材の機能は上塗り材のように保護などの機能はなく、素材と上塗り材の密着が目的となります。