2015.06.09
塗装の手順⑤
前回まで、塗装の手順で「上塗り」までの工程をお伝えしました。
今回は、塗装の手順における最終回として「最終チェック」について言及します。
外壁塗装での上塗りまでが終了すると、塗料の拭き残しや塗り残しがないかどうかを最終チェックします。
家全体をビニールなどで細かく養生したとしても、塗料の飛び散りやはみ出しなどは必ず出てくるものです。
それらのはみ出し部分をシンナーで細かく掃除していきます。
また、念入りに作業しているつもりでも、最終チェックで塗り残しを発見することも少なくありません。
足場を解体してからでは何もできなくなってしまうので、現場責任の職人が念入りに最終チェックを行います。
そして、足場解体後、清掃して完了・お引き渡しをします。
完了までの間、洗濯にも不自由をかけ、足場で窮屈感を感じさせてしまいますが足場が解体されると、美しく見えます。
これで外壁塗装の手順と流れの全行程が終了と言えます。
とても長い工程で、その間に様々な作業がなされていますよね。
ひとつひとつの工程、手順をきちんと理解し、実際に外壁塗装が行われているときには、作業している人とその知識を使ってコミュニケーションを密にとってみると「分かってくれている!」と思われ、円滑な塗装工事になるかと思いますので是非実践してみてくださいね。