2015.01.31
外壁塗装 保証&アフター
外壁塗装をしたとき、あったら安心なことに
保証とアフターサービスがあります。
まずは保証から。
一般的な外壁塗装の保証内容として、工事をしてから定められた
年数内に塗膜の捲れや著しい退色があった場合は無償で
直しますという内容です。
そしてこの保証もさらに二つに分けられます。
一つは使用した塗料のメーカーが保証をしてくれるもの。(メーカー保証)
もう一つは工事をした施工店が保証をしてくれるもの。
ここでの注意点。
一つ目の塗料メーカーの保証についてですが、
二つ前にブログで書いたように塗料メーカーの製品に
不備があったとしても、真摯にその事実を受け入れて対応することなんて
皆無に等しいです。
どんなに仕様書をを守って施工をしても
施工が悪いと一蹴されてしまいます。
そもそも施工店が仕様書を守ったということを
証明することが難しいのですが、、。
それこそ一日中現場でビデオカメラを回しておかなければ
なりません(汗)。
そんな程度です。(キッパリ)
塗料メーカーの製品保証なんて。
あるならあるにこしたことがない気休め程度の認識にしておいて、
業者が言い放つ「塗料メーカーから長期保証が付きます!」なんて
聞こえのいい言葉に踊らされない方がいいと思います。
塗料メーカーの保証をあてにしていたら施工店との責任のなすり合いで
話が一向に進展しません。
肝心なのは施工をした業者がしっかりと責任を持ってくれるかどうかです。
そして必ず書面に残すようにしましょう。(保証書)
他にはコーキングの上の塗膜が捲れたり割れても保証の
対象にならないことが大半ですのでご注意を。
保証書の免責に書いてあります。
続いてアフターサービスについてですが、定期点検を
実施している業者が増えてきました。
中には定期点検を自社の売りとしている方もいますが、
これはあって当たり前と思ってください。
保証と定期点検。
最低限この2つがある業者をお選びいただくのがいいと思います。
では当社が工事保証で対応をした案件を包み隠さずに
報告させていただきます。
一年ちょっと前に塗り替えをしたお客さんの所へ
定期点検に伺ったところ、軒天の塗膜が捲れているの
を見つけました。
これがまた今までに経験をしたことがない捲れかたを
していました。
当社が工事をする以前に、お客さんがホームセンターで
買ってきた塗料で軒天を塗装していたのですが、その塗料と
今回使用した塗料との相性が良くなかったみたいでベロベロに、、、。
軒天部分にも保証をつけていたので全面に足場を
掛けて再施工をしました。
お客さんとの約束。
責任を持って対応させていただきました。
今回の一件でご迷惑をお掛けしてしまったY様には心より
お詫び申し上げます。
今回の件が教訓となり軒天の仕様を変更しました。
そして検査項目も増やしました。
マイナスをプラスに。
転んでもタダでは起きませぬぞ!!
おもしろきこともなき世を おもしろく