2014.10.26
コーキングの厚み不足 ~撤去後~
コーキングの早期劣化の原因の一つの厚み不足。
以前にブログで書きましたが、その現場のコーキングを撤去した
写真があります。(以前の記事はこちらから)
コーキングの厚みが5mmもありません。
ペッラペラです。
他の場所を撤去してみると10mmあります。
比較をしてみると明らかに厚みが違います。
10mmあるほうは分厚くて安心感がありますが、
かたやもう一方は頼りないですね、、、。
すぐにキレそうで怖い(汗)
同じ家の外壁でこんなにも場所によってコーキングの
厚みが違いました。
上の写真達は新設の時に施工されたコーキングを撤去した
写真です。
くどいようですがコーキングは厚みが重要。
外壁の目地にコーキングを増し打ち(既存のコーキングの上に被せる)すると
厚みが確保されず、早期にひび割れてしまい
その場凌ぎの処理になってしまうことになります、、。
状況によってALCの版目地などは増し打ちでいく場合もありますが、
窯業系サイディングの目地は必ず撤去して打ち替えたほうがいいですよ。
サイディングの厚みとハットジョイナーの関係から、ただでさえ厚みを
確保しにくくなっています。
外壁の塗り替えで、建物の保護に重きをおくのであるならば
大切にしたい施工ポイントの一つです。
おもしろきこともなき世を おもしろく