2014.08.27
ALC塗り替え施工事例 ~四日市市アパート~
今回はアパートの塗り替え工事をご紹介します。
オーナーのY様は前回の塗り替え工事で知り合いの業者に工事をお願いしたそうです。
しかし6、7年しか経っていないのに各所に劣化がでているので、次に工事をするなら
しっかりとやってほしいとお考えでした。
そこで当社の考えとY様の考えが一致した結果、今回の工事をさせていただくことになりました。
屋根材はカラーベスト。退色、ひび割れが見られました。
壁材はALCで退色、目地にひび割れが見られました。
壁が青系の色だったのですが、青系は退色をするのが早いので
今回は青系を避けて、その中でタイルの色とのバランスが取れる色の
グレー系等の色をご提案しました。
壁の施工方法にはマスチック工法を採用しました。
簡単に説明をすると、ヘチマみたいなローラー(砂骨ローラー)を下塗りの時に使用して塗ります。
そうすることで塗膜に厚みがでてひび割れに強くなります。
上塗りはひび割れに強い伸縮率660%のアステックペイントのジーニスコートを使用しました。
サイディングは壁の下地に防水紙を貼るので、雨水が浸入しても防水紙が雨水の浸入を防いでくれます。
しかしALCは防水紙等を貼る2次防水が基本的にされていないので、防水の役目を果たす
のは塗膜とコーキング頼りになります。
ですのでALCの建物ほど使う塗料、コーキングには気を遣う必要があります。
屋根は遮熱フッソ仕様でサーモアイ4Fを使用しました。
使うたびに思うのが日本ペイントのフッソ(4Fシリーズ)は良いですね。
タイル部分は目地モルタルに高い効果があるタイルセラクリーンを塗りました。
今回の工事では塗れる物は全て塗装していきました。
こちらが壁で使用した塗料の空間写真です。
使用予定缶数よりも多くの塗料を使いました。
↓こちらが完成写真です。
工事は入居者の皆さんのご協力により無事終わることができました。
オーナーのY様、入居者の皆さんこの度はありがとうございました。
おもしろきこともなき世をおもしろく