外壁塗り替え施工事例 あま市 I様邸 |ブログ|あま市で塗装なら㈱美和建装

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外壁塗り替え施工事例 あま市 I様邸

先日工事完了した物件のご紹介。
会社の近所のI様邸です。
築年数が約10年。壁材はサイディング。屋根材は陶器瓦と一部カラーベストです。

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↑こちらが施工前全景写真

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北面には苔が広範囲に発生していました。裏が田んぼということもあり
繁殖しやすい条件が揃っているからと思われます。

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軒天には雨染みがでておりました。

見るからにかなりの頻度で水が浸入しているようです。

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壁材は無塗装サイディングボードのうえにリシンが
吹き付けしてあります。目地のコーキングにはひび割れ
が見られます。目地を境に左側の壁が反っているのわかりますか?

この反りが目地のひび割れを引き起こしています。
I様邸の壁の各所に反りが発生しているのは外壁の仕上げ材
が防水性の低いリシンということも原因のひとつです。

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こちらはサッシ下の壁にひび割れが発生しています。
サッシの下の壁材の幅が100㎜未満です。
メーカーの標準施工仕様では100㎜以上を推奨していますが
満たしていなかったようです。その場合目地を作ればこのような
割れは防げたことでしょう。

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こちらのひび割れも↑と同じでした。

施工前の状況を総括すると、壁の防水性が低下しており
反りが発生しています。その反りが壁の目地コーキングの劣化
にも繋がっていました。また軒天の雨染みは屋根の瓦が原因と思われます。

このような状況から今回お勧めさせていただいた塗料は
アステックペイントのEC-2000Fです。

以前にブログで書きましたが「ビヨ~ン」と伸びる塗料です。
塗膜が伸びるので、ひび割れを表面に出しにくくします。
ひび割れから浸入する雨水を抑制できます。

苔、カビ対策はこのEC-2000Fに防カビ添加剤のアステックプラスS
を添加します。この防カビ添加剤の凄さは書くと長くなりそうなのでまた今度書きます。(汗)

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まず壁の反りはビスを打ちつけ改善していきます。この時のポイントは反っていない箇所も
ビスを打ち、反りを未然に防ぐことです。これをするのとしないのでは大きな差がでます。

軒天の雨染みは散水テストをしたところケラバからの浸入が確認できました。

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↑瓦をはずしたところ、捨て水切りに不具合が発覚しました。あと瓦の角を削って浸入した雨水の流れを
変える処理がしていませんでした。

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↑改善方法としましてルーフィングを入れていき、雨水が浸入しても水切り内に入るようにしました。

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カラーベストには縁切り部材のタスペーサーをしっかりと挿入をして、壁のひび割れには弾性パテを
充填して、下塗り、上塗りをたっぷり吹いていきます。

アステックのEC-2000Fは吹きつけが可能な状況であれば吹いたほうがいいです。
塗膜を均等にたっぷりと乗せれるので、塗膜を確保しにくいローラーが入らない箇所(刷毛廻り)
にもしっかり塗料を乗せれます。

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↑こちらは後藤君です。彼はまだ若いのですが抜群の腕を持っています。
お客さんは皆さん口を揃えて「いい職人さんだね~」と褒めてくれます。

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このような流れで工事も無事完了することができました。

今回の施工ポイントは壁の反りの改善です。

一軒一軒外装の傷み方は違うので、建物を長持ちさせるために必要な補修工事も
変わってきます。

工事前にしっかりと建物の状態を把握することが大切です。

現地調査の時点で全てが決まります。

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