2022.09.06
水性塗料の上に溶剤形(油性)塗料を塗ると…
こんにちは、工事管理課の末廣です。
今回は9月より工事スタートした現場の屋根塗装についてご紹介します。
屋根や外壁の塗装に使用する塗料は主に「水性塗料」と「溶剤系(油性)塗料」の2種類です。
どちらの塗料を使用して塗装するかは屋根や外壁の素材など様々な状況を考慮して選定します。
溶剤形(油性)塗料の上に水性塗料を塗る場合は基本的に問題になるケースは無いのですが、水性塗料の上に溶剤形(油性)塗料を塗る場合は、溶剤などの影響により旧塗膜を侵し、異常が発生することがあります。
今回の現場では前回の塗装で水性塗料が使用されている可能性があったので、部分的に溶剤形(油性)の下塗り材の試験塗装をしてみました。
試験塗装後に状況を確認してみると、旧塗膜が捲れてきました。
このような状況でしたので、今回は水性塗料を使用して塗装を行っていく予定です。
より良い工事となるようベストを尽くしていきたいと思います。
~今できることを考えてベストを尽くす~
末廣 高雅