2022.11.15
【シミ】
私が工事の管理をすることになった現場で、室内の天井の塗装工事がありました。
もともと天井にシミがあり、そのシミを消すために、「ヤニ止めシーラー」という、下塗り材を塗ってから「水性エコファイン」という水性の塗料を塗ることにしました。
現在進行形で雨漏りが発生しているシミではなく、乾いているシミなので何の問題もなく、塗れば隠れるだろうと考えていました。
しかし、塗ってから数日たつと驚くことにシミが浮き出てきたのです。
最初はシミが濃くて透けてきてしまっていると考え、もう一度塗ることにしました。
これでよっぽど大丈夫だろうと思い、お施主様に状況を伺ったところ「またシミが出てきました」と言われてしまいました。
実際に現場を見てみると、薄くはなっているのですが、確かによく見ると同じ場所にシミが浮き上がってきているのです。
不思議に思うと同時に、何とかして消したい!と思いました。
塗料のメーカーや職人さん達に聞いてみることにしました。すると、多くの職人さんは実際に同じような経験をしたことがあり、原因と対策を教えてくださいました。
原因は聞いたら納得できるものでした。
シミの種類が水性のもので塗る材料も水性だったため、シミが塗料の層まで浸透して染み出てきてしまうのです。なので、何度塗り重ねてもなかなかシミは消えてくれないのです。
対策としては、シミの所に水性ではなく溶剤の塗料を塗ってから上塗りをしていく、という方法でした。これをすることにより、シミが溶剤の層で浸透せず、上塗りまで届かないのできれいに仕上がるのです。
しかし、欠点もあります。それは、においが非常にきついということです。室内となるとにおいがこもりやすくなってしまいます。
後日談、溶剤の塗料を塗ってから上塗り材を塗ることでシミを消すことができ、お施主様に満足してもらうと同時に自分自身も満足のいく結果となりました。
塗料についてまだまだ知らないことだらけですので日々学んでいきたいです。
工事管理課
望月幹太
1つ1つに感謝