2023.02.28
防水工事の種類と塗膜防水のメリット
防水工事の施工方法の種類をいくつか紹介します。
●ウレタン防水
ウレタン防水は施工現場を常温で反応させ、塗布していく工法で、
下地に馴染みやすく、重ね塗りが可能です。
既存のウレタン塗膜防水層を撤去しなくても良く、撤去費用がかかりません。
塗装だけなので比較的簡単な工事で、工期も短く、コストも抑えられます。
●塩ビシート防水
塩ビシート防水は、シート状の防水材です。
シートを貼るだけなので、複雑な形状の場所でもシートを溶かすことで複数枚のシートを一体化できます。
コストも安く、色や模様が印刷されているものもあり、デザイン性にも優れています。
●FRP防水
FRP防水は、ガラス繊維を組み合わせた工法です。
耐水、耐食に優れていて固まるのが早いため、短期間で施工作業が終わります。
屋上駐車場やベランダに防水工事を施したい方におすすめの工法です。
●アスファルト防水
アスファルト防水は、熱工法、常温工法、トーチ工法の3つの工法で施工します。
他の防水工事より少しコストはかかりますが、確実に防水したい方はアスファルト防水をおすすめします。
■塗膜防水のメリット
① 仕上がりが綺麗
塗膜防水は、シート状ではなく液状であるため、継ぎ目ができません。
継ぎ目がなく、シームレスな仕上がりになり、他の防水工事の種類と比べて見た目が綺麗に見えます。
② 機能性が高い
継ぎ目がないことで水が浸入することを防ぎ、見た目を良くするだけでなく機能性も高めます。
ベランダや屋上には排水溝や配管があり、複雑な形状も塗る塗膜防水は施工可能です。
~一期一会~ 出逢いを大切に
総務課 宮坂