2023.03.07
雨漏りの原因と場所☔
■ 雨漏りが頻繁に起こりやすい場所
① 屋根の壊れた部分
屋根は直接雨風を受けるので、ひびやずれなどのダメージを受けやすい部分です。
この屋根が壊れる原因は、経年劣化だけでなく、台風や地震などの外的要因によるものもあるので、
技術が発達した現在の住宅でも起こることはあります。
② ベランダのひび
ベランダは屋根と同様雨風にさらされる上、人の出入りがあるので防水塗膜が擦り切れやすく、
ダメージが屋根や外壁よりも早くあらわれやすい部分です。
排水溝が詰まっていると、雨水が溜まり、雨漏りの原因になることもあるので注意が必要です。
③ サッシ枠と防水シートの隙間
施工不良や経年劣化によるひび割れや縮んだシーリングの隙間から雨水が浸透する可能性もあります。
給水配管もこれと同様、外壁と防水シートを貫通しているので、隙間があると雨が浸入する原因になります。
天窓がある場合は、雨漏りの原因になることもあるので、10年前後を目安に、劣化によるひびがないか、
縮んでいないかなどチェックする必要があります。
■ 雨漏りの原因の調べ方
ポイントは、「目視で雨水の侵入口を探すこと」と「散水して雨を再現すること」です。
① 目視で雨水の侵入口を探します。
雨漏りを止めるためには、雨水の侵入口を見つけることが必要です。
シミや水滴が落ちる箇所の周辺を探すと見つかりやすくなります。
(雨漏りの原因になっていそうな場所がわかったら)
② 散水により雨を再現します。
周辺にホースで水をかけてみましょう。
実際に雨が降っていないと、雨漏りの侵入口かどうかわからないこともあるので、
この作業によって雨漏りの原因の場所を見つけられる可能性が高まります。
個人での散水検査はなかなか難しいです💦
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~一期一会 出逢いを大切に~
総務課 宮坂