2023.04.04
桜の種類
こんにちは
総務課の柴田です。
お花見の季節ですが、皆様今年は桜を見に行かれましたでしょうか??
普段外に出て見かけるだけでも、意外といろんなところに桜は咲いているんだなと毎年感じていました。
今年は、ふと桜の色や開花時期の違いについて気になったので、調べてみました。
🌸桜は何種類ある?🌸
日本には何種類の桜があるかご存知でしょうか?
私は種類も名前もほとんど知らなかったのですが、現在日本には600種類以上の桜があるといわれているそうです!
今ではこんなにもたくさんの種類がありますが、元をたどると11種の「基本野生種」から生まれています。
「基本野生種」とは…
ヤマザクラ(山桜)・オオヤマザクラ(大山桜)・カスミザクラ(霞桜)・オオシマザクラ(大島桜)・エドヒガン(江戸彼岸)・チョウジザクラ(丁字桜)・マメザクラ(豆桜)・タカネザクラ(高嶺桜)・ミヤマザクラ(深山桜)・クマノザクラ(熊野桜)・カンヒザクラ(寒緋桜)
の11種です。
自然交配で生まれたものだけで100種以上あり、古くから園芸品種の育成も盛んです。
また、桜は突然変異しやすく、新しく生まれたものを挿し木などで増やしていくと新種を作りやすかったり、野生でも交配が起こったりします。
ちなみに「基本野生種」の桜には、
・花が先に咲く/花と葉が同時に出る
・花びらの色が白/ピンク/濃いピンク
・花びらの数が5枚/6枚以上/100枚以上
など、それぞれに個性があり、交配品種にも親の特徴が現れます。
DNA的に母親の方(母本:ぼほん)の特徴が強く出るそうです。
🌸開花時期の違いは?🌸
沖縄県のカンヒザクラ(寒緋桜)が1月から始まり、北海道のオオヤマザクラ(大山桜)は5月までと、開花時期に大きな差があります。
標高2000m以上に咲くタカネザクラ(高嶺桜)だと、7月頃に咲くこともあるそうです!
カンヒザクラを親に持つ品種は、比較的寒い地方でも早咲きの傾向があります。
これは「休眠打破(きゅうみんだは)」というメカニズムが早く働くからだそうです。
ソメイヨシノなど多くの代表的品種は3月下旬~4月上旬が開花時期ですが、地方によって大きく変わり、青森県・弘前城の「花筏(はないかだ)」はGWが見ごろだそうです!
ヤエザクラ(八重桜)と呼ばれるグループや、ヤマザクラは、ソメイヨシノが終わってからが開花時期です。
桜の種類や咲いている地域・特徴を知っていると、桜を見て回る旅行やお出かけができそうですね!
いつもお花見の時期をのがしてしまいがちですが、まだ咲いているところを見つけて見に行けたらいいなと思います^^
—まずは自分が笑顔でいること—
総務課 柴田瑠菜