2023.09.21
「十五夜🎑」
こんにちは!
総務課の荻野です。
朝晩が涼しくなり秋の訪れが近くなってきました。
夏から秋の変わり目は体調も崩しやすいので、寒暖差対策などをし体調にお気をつけください。
9月の行事といえばお月見、十五夜を思い浮かべる人も多いと思います。
今回は十五夜について調べてみました。
十五夜は旧暦の8月15日を指すため毎年変わります。
今年の十五夜は何日か皆様ご存知でしょうか?
今年は9月29日(金)です。
十五夜とは、1年で最も美しいとされている「中秋の名月」を鑑賞しながら、収穫などに感謝をする行事です。
芋類の収穫祝いを兼ねているので、別名「芋名月」ともいい、里芋やさつま芋を供えます。
【ススキ】
ススキは月の神様の依り代と考えられています。
本来であれば稲穂をお供えし、月に豊穣を願うのですが、稲刈り前なので、稲穂に似たススキを用いるようになったと言われます。
魔除けの効果があると考えられていたため、収穫物を災いや悪霊から守り、豊作を願う意味も込められています。
【月見団子】
丸い月見団子は満月に見立てたものです🌕
お供えする際は、十五夜にちなんで15個盛ることが多いです。
他には1年におとずれる満月の回数と合わせて12個、あるいはシンプルに5個お供えすることもあります。
お供えする理由は、収穫物であるお米を使って団子にし、農作物の豊作を祈る意味が込められています。
【里芋】
里芋をお供えするのには、芋類の収穫を祝い、収穫に感謝する意味が込められています。
これは、米ではなく里芋などの芋類が主食として食べられていたころに、十五夜の時期の収穫物を供えていた名残なのだそうです。
十五夜の日にススキや月見団子をお供えして月を見ながら楽しんだり、豊作を祈る風習が徐々に減ってきているように思います。
昔からある文化なのでなくなってしまわないよう大切にしたいなと感じました。
普段しない方もぜひ今年はススキを飾ったり、月見団子を食べたりして
お月さまを見ながら十五夜を過ごしてみてはいかがでしょうか🎑
ー誠心誠意ー
総務課 荻野珠未