2024.07.02
外壁の耐用年数と外壁塗装のタイミング
◆外壁の耐用年数について
外壁などの耐用年数に30年と記載されている場合がありますが、
これは何もしないで30年保てることを表しているわけではありません。
10年に1回外壁塗装をすることで、30年程度はメーカーが保証できるという意味です。
そのため、多くの方が30年は何も手入れしなくても大丈夫だと思いがちですが、
実は外壁塗装をしなければ30年の間、品質を保てないという意味になります。
もちろん、高価で長持ちする塗料を使用することで、長期的なコストを安くできる場合もあります。
しかし、壁だけでなく 付帯部やコーキング部分などの劣化に注意が必要です。
◆外壁塗装メンテナンスをするタイミングの見極め方
① 年数で判断する方法
外壁塗装によく使われる素材として、ウレタン塗料やシリコン塗料が挙げられます。
これらの塗料の耐久年数は10年程度なので、10年を目安に塗り替えをする必要があります。
シリコン塗料→シリコン塗料→フッ素塗料→無機塗料の順に寿命が長くなります。✨
② 劣化症状で判断する方法
例えば、チョーキング現象という劣化症状が発生した場合は、外壁が劣化してきた証拠です。
長時間の放置により、耐震性に多大な影響を及ぼす可能性があります。
※チョーキング現象…外壁表面を触った際に粉状のものが手につくこと
また、 色褪せやヒビ割れ、 カビ、 などの劣化症状もわかりやすいサインです。
他にも様々な種類の劣化症状がありますが、どの症状が発見された場合でも
外壁塗装を見直すかメンテナンスをするタイミングになります。
弊社では 「外装劣化診断士」 による診断も行っております。
何かお気づきの点がございましたら、 ぜひ一度ご相談ください。
~一期一会 出逢いを大切に~
DX推進課 宮坂