2018.07.24
火災保険は意外と補償対象が多いです。
どうも！川出です。
持ち家の方は火災保険に入っていらっしゃると思いますが、
「この家の痛みが保険適用できるのかどうか」
という事まで知っていらっしゃる方は
そんなに多くないと思います。
火災保険適用外の家屋の痛みとは
・瑕疵（かし）
・以前保険適用された破損
・破損発生から３年以上
・フランチャイズの金額以下の場合
・特約等で契約されている事以外の破損
です。
瑕疵とは、保険契約を結んだ段階で
発生している破損個所のことです。
保険が保証してくれるのは、
「保険契約を結んだ段階への原状復帰のみ」
と考えて頂ければいいと思います。
また、破損個所で保険を申請して
保険金を受け取った後、当然
同じ破損で保険金の請求はできません。
また、破損が発生した後３年経ってしまうと
保険の対象外となってしまいます。
フランチャイズというのは、「○○万円以下」など
契約時に決められた金額以下の小工事の事です。
さて、問題なのが
「特約等で契約されている事以外の破損」
です。
特約で保障される部分は意外に多く、
火災はもちろん、風災、水災、盗難など
特約によっては小さなお子さんが
倒してしまったテレビ等の家財まで
対象の火災保険もあります。
当然補償対象が増えるほど
かかる保険料も高くなってくるので
意図的に水災の保障などを外してしまっている
方も多いらしく、中国地方、九州地方で発生した
大雨災害の際にも「火災保険に加入していたが
水害に対する保険は外してしまっていた」方が
４割以上いらっしゃったそうです。
また、「○○万円以下」といった、契約上設定した金額より
低い金額の小工事の場合も支払われない事があります。
あま市も海抜が低く、いつ水害が発生しても
おかしくありません。
念のため、ご自身が加入している
火災保険の内容を一度確認しておいた方が
良いでしょう。
内容と状況によっては
樋の歪みなども保険で直す事ができますよ！
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