2018.06.26
意外な語源の日本語
梅雨特有のじめじめした日が続いていますね。
梅雨(つゆ)の語源には諸説あります。
中国では「黴雨」(ばいう)と呼ばれていたものが
「黴(カビ)はイメージが悪い」ということで、
この季節に合った梅を当て時に使ったという説が有力です。
また、「つゆ」といった読み方は、
「梅が熟し潰れる時期に降る雨」から「潰ゆ(つゆ)」
となった、という説もあります。
意外な由来を持つ語源は沢山あります。
例えばびっくりした時などに使う「ビビる」。
語感から、最近できた言葉のように思っている方も
多いと思いますが、実は平安時代からある言葉なんです。
この語源は、鎧同士が触れ合う時に出る「ビンビン」という
音から来ています。
源平合戦で、水鳥の羽音を敵襲と勘違いする有名な
逸話がありますが、これは羽音を鎧が触れ合う音と勘違い
したのではないかと言われています。
また、無視をする「シカト」も語源は古く、元々は花札の言葉。
花札の10月を指す札にはモミジとシカが描かれていますが、
このシカが真後ろを向くように書かれています。
そこで「シカ」+「十(月)」で「シカト」という言葉ができました。
塗装業でも、他の所に塗料が付かないように敷く
布の事を「ベトコン」といいますが、これは
「ベストコンディション(汚れていない状態)を保つための布」
から「ベストコンディション」、略して「ベトコン」になりました。
ベトコンラーメンも同じベストコンディションから来ていますね。
いろんな語源や意味を調べてみると、意外な成り立ちから
できているものが多く、面白いですよ!
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