2018.05.08
難しい瑕疵担保責任
どうも!川出です。
今日は夕方から雨が降ってきましたね。
しかし、冬に降る雨に比べて暖かく感じます。
もうすぐ夏が来る事を予感させる雨ですね。
以前瑕疵担保責任についてお伝えしましたが、
どんなものでも瑕疵担保責任として追及できるかというと
当然そうではありません。いくつか条件があります。
1.契約の際に瑕疵の事を知らされていない
2.知らなかった事に買主の落ち度がない
3.見た目で解る瑕疵ではない
これらが満たされている場合に瑕疵担保責任を求めることができます。
つまり、建物の価値にかかわる”隠れた”瑕疵については
売主に責任を追及できる、というものです。
購入する前に瑕疵について伝えられていれば
当然その事を知った上での購入になるので
売主に責任を追及することはできません。
買主に落ち度があってその瑕疵を知る事が
出来なかった場合も責任追及できません。
また、一目見てわかるような瑕疵は”隠れた”
瑕疵ではないので、これまた瑕疵担保責任を
追及できません。
ここで難しいのがこんなケース。
「築三十年でかなりガタがきているため、
ここを含め、複数個所で雨漏りしていますよ。
他の所も雨漏りをする可能性があります。」
という説明があったが、
説明された場所以外で雨漏りがあったとしたら
これの瑕疵担保責任を追及できるのか、というもの。
この問題に関しては複数の専門家でも意見が分かれる
くらい難しい問題だそうです。
(ちなみに、過去の判例では瑕疵担保責任が認められたようです。)
もしもお家を購入直後に雨漏りの傾向がみられるようでしたら
一度売主さんにお話をしてみると会話がスムーズにすすむかも
しれませんよ!
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