2018.03.02
塗装業のハメハメハ大王
どうも！川出です。
今朝も強い風が吹いていましたね。
私は自転車で通勤をしているのですが、風が強い日は
なかなか自転車が進まず苦労します。
そんな時は決まって「南の島のハメハメハ大王」の歌が
頭の中で流れます。
♪～風が吹いたら遅刻して～
雨が降ったらお休みで～♪
私は風が吹いたら遅刻して雨が降ったら休むのが
大王だと思っていたのですが、歌詞を調べたら
ハメハメハ大王の子供が学校嫌いで
休んだり遅刻したりしていました。
ちなみにカメハメハ大王は実在していた人物で
ハワイを初めて統治された方です。
読み方はカ・メハメハで、意味はハワイ語で
「孤独な人」「静かな人」という意味だそうです。
陽気な歌とは真逆の意味でびっくりしますね。
童謡の「ハメハメハ大王」はカメハメハ大王の友達、
という設定で、カメハメハ大王のことではないのだそうです。
さて、ハメハメハ大王の子供は風が吹いたら遅刻して
雨が降ったらお休みしていますが
塗装業も似たようなところがあります。
雨が降れば作業ができないですし、風が強い日も
実はなかなか作業ができません。
塗装作業をする際に足場を組むのですが、飛散を
防止するために養生ネットがかぶされています。
骨組みだけであれば風の影響で倒壊することは
ほぼありませんが、養生ネットをつけた状態では
風の影響をもろに受けてしまうため、
最悪足場が倒壊したり、強風にあおられることで
足場を支える器具がぶつかり
家屋に傷がついてしまうことがあります。
そのため、台風の時や強風が吹き荒れそうな日は
養生ネットを畳む「風養生」が必要になります。
当然、ネットが無ければ塗料が飛んでしまう危険性も出てくるので
作業できる幅が狭くなってしまいます。
また、塗りたてのところに砂埃やゴミが付着してしまう
危険性も高いため、場合によっては作業を中断する事も。
歌では陽気に歌っていますが、こちらとしては
仕事にならないですし、予定もくるってしまうので
とても歌っていられる状況ではありません。
しかし、安全に作業を進めるためにも
強風時にはやむなく作業を中断することもあります。
皆様も不意の強風にはご注意ください！
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